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再審査請求を提出いたしました。

3月9日 伊勢麻振興協会の監督・指導のもと伊勢麻を栽培する栽培者、株式会社伊勢麻の代表谷川原より、県に再審査請求を提出させて頂きました。

報道でほとんど触れられていないのが残念ですが、再審査請求させて頂いた内容は、

県外需要にこたえるための生産(今回は愛知県の神社)を認めてください。

ということだけでなく、それ以前に、

許可申請の手続きに重大な過誤があり、今回の不許可の決定も、担当課から我々が説明を受けている内容と全くことなる内容であるということです。

つまり、許認可権を持つ県の担当課の判断が、何者かの、何らかの指示により明らかに歪められたということです。

何者で明らかになっているのは、厚労省の担当課です。

今回の再審査請求は、担当課が我々の判断ではない、と言っている不許可理由について再審査することだけではありません。

公共の利益を最大限にするために、公平に判断する。のが行政の許認可の根本です。公務員の仕事のはずです。

今回の県の決定は、公共の利益ともかけ離れており、審査の公平性もありません。

再審査を審議する審議会では、この点についてしっかりと審査して頂けるようお願い申し上げます。

 

■精麻の生産者が県に再審査請求

NHK三重 03月09日 20時24分

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20200309/3070003018.html

三重県から許可を得て大麻草を栽培・加工して神事などに用いる「精麻」と呼ばれる繊維を三重県内の神社に出荷している生産者らが去年、精麻を県外に出荷する申請を県が認めなかったことを不服として、9日県に対し、栽培許可の再審査を請求しました。

県内の神社関係者などで作る「伊勢麻振興協会」は、おととし初めて三重県から許可を得て大麻草を栽培し、神社の神事やしめ縄に用いる精麻と呼ばれる繊維を生産し県内の神社に出荷しました。 団体の監督のもとで精麻を生産する生産者が去年10月に愛知県内の神社にも精麻を出荷できるよう栽培許可を申請しましたが、三重県は「県外の神社のために県内で大麻草を栽培する必要性を見いだせない」などとして認めませんでした。 これを受けて、県内向けだけでは採算が取れず、生産を続けることは難しいなどとして、伊勢麻振興協会の代表者と生産者の2人が9日、三重県庁を訪れて再審査を求める書類を県の担当者に提出しました。 伊勢麻振興協会の理事を務める皇學館大学の新田均教授は、会見で、「精麻の生産者が国内にほとんどいなくなる中、このままでは文化自体が滅ぶことにつながるので、県にはその点を踏まえてもう一度判断してほしい」と話していました。 三重県は「中身をしっかり精査して結論を出したい」とコメントしています。

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