

伊勢麻振興協会『賛助会員(会友)』御登録のお願い
伊勢麻振興協会「会友」の募集にあたり、当会代表理事として一言ご挨拶申し上げます。
当会は、神社神道の神事、日本の伝統文化に欠くことのできない麻(精麻/大麻繊維)
を生産する者が国内で10名程度となり、神事、日本の伝統文化が、外国産やビニール製
の模造品に頼らざるを得なくなっている状況に危機感を感じ、麻の生産技術を維持継承、
発展させ、神事の形を正しい形で後世に伝えるために、三重県の神社界と産業界が手を携
えて設立した組織です。
平成28年の設立以来、当協会は、極めて理不尽な栽培規制、大麻草への偏見の中、正し
い情報を発信し、県、厚労省等の関係各所へ、粘り強い働きかけをおこなってまいりまし
た。又、多くの方の協会活動への理解、応援のお陰で、令和4年12月に三重県大麻取扱者
指導要領が改訂され、令和5年12月に改正された「大麻取締法」が令和7年3月1日で全て施
行されました。これにより、精麻生産者への合理的でない理不尽な栽培規制は解消いたし
ました。しかしながら、精麻の生産に係る手間、労力は大きく、現在の生産量、流通価格
では、とても仕事(生業)として自立できる状況にありません。加工技術習得の難しさ、
真夏の収穫作業の大変さなどによって、後継者がほとんど現れない状況にあります。
そのような中にあって、伊勢麻の生産者である谷川原夫妻は志高く、厳しい環境に堪え
て生産を継続してくれています。彼らは日本の麻栽培、精麻生産の世界に久々に現れた希
望の光です。この光が消えることは、日本の麻栽培、精麻生産の終焉のみならず、神社祭
祀に代表される日本の伝統の断絶につながりかねません。
伊勢麻振興協会としては、彼らが希望をもって生業に専念できるよう、又、彼らに続く
麻農家(精麻生産者)が現れるためにも、直接的な経済的支援のみならず、国産精麻が全
国の神社に円滑に流通する仕組みを構築することで、彼らを支援して参りたいと考え、「
会友」制度を創設いたしました。会友に御登録頂くことで、生産者の支援、又、神道祭祀
、日本の伝統文化を正しい形で次世代に残すことに繋がります。皆様のご理解とご協力を
よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人 伊勢麻振興協会
代表理事 塚 原 徳 生
支援して頂いたお金の使い方 ~ 日本の伝統を、未来の価値へ ~
・麻農家への支援。後継者の育成。
麻農家への経済的支援。 ⇒伊勢麻の生産者紹介ページ
生産者から精麻の安定的な買い付け。
栽培作業の手伝い。研修生の受入れ。
・日本の全ての神社に国産精麻を
経済的理由等止むに止まれぬ理由で国産精麻を使うことができない神社様に
全国各都道府県の神社庁を通じ伊勢麻を毎年奉納させて頂きます。
・伝統祭祀、伝統文化への支援
(岐阜県神戸町)日吉大社 山王祭(神戸の火祭り)
松明(たいまつ)に使用する苧殻の提供
(岐阜県白川村)白川郷かや屋根技術舎
合掌造りの屋根に使用する苧殻の提供
(奈良県生駒市)往馬大社 火祭り
松明(たいまつ)に使用する苧殻の提供
(三重県伊勢市)高向大社 御頭神事
獅子舞等の祭具に使用する精麻の提供
(三重県伊勢市)磯神社 御頭神事
獅子舞等の祭具に使用する精麻の提供
(三重県多度町)多度大社 上げ馬神事 流鏑馬神事
・協会の運営費 (⇒協会概要)
伊勢麻振興協会の役員、社員の方々には、全員無給でお手伝い頂いております。





【 氏子会員 】 日本の神様には、伊勢麻、国産精麻を使って欲しい。
氏神様へ、伊勢麻を奉納したい。
年会費: 八千八百 円
御返礼: ・会友特典
・会友様ご指定の神社に、毎年、 伊勢麻(100g)を奉納させて頂きます。
・伊勢麻 手漉き「麻紙」(御朱印帳サイズ 三枚)
【 神社会員 】 神社祭祀には、国産精麻を使いたい。精麻の生産者を応援したい。
資 格: こちらの会員登録は、神社を管理されている方(又は宮司より管理を委
託されている方)のみとさせて頂きます。
年会費: 八千八百 円
御返礼: ・会友特典
・毎年、伊勢麻(100g)を届けさせて頂きます。
・伊勢麻 手漉き「麻紙」(御朱印帳サイズ 三枚)
【 特別会員 】 麻農家、日本の伝統祭祀、伝統文化を支援したい。
次の世代に、日本の文化、伝統を正しい形で残してあげたい。
年会費: 八万八千 円
御返礼: ・会友特典
・ 伊勢麻『大麻(おおぬさ)飾り』(特注)
・日本酒『神都の祈り』(先着50名様限定)
・伊勢麻 手漉き麻紙『麻栄業図』葉書(先着50名様限定)
【 御協賛 】 CSR、地域貢献、SDGs(環境、伝統文化)への取組みとして。
年会費: 応相談(二十万円以上のご支援)又、金銭以外の形でのご支援を
ご検討いただける方は、協会事務局までご相談ください。
