天津菅麻（あまつすがそ）プロジェクトツアーとワークショップ

当協会が参画する産学官連携「天津菅麻プロジェクト」から、新しいイベントが公開されました。

https://amatusugasows.peatix.com/view

ぜひご参加ください。

「天津菅麻（あまつすがそ）プロジェクト　神宮糸績みの歴史を聴く・見る・体験しよう！」

　日本は古来から、麻（大麻）を生活を支える素材として余すことなく利用してきました。

　ここ明和町、斎宮跡周辺地域は、古には「麻績郷（おみごう）」と呼ばれ、麻を栽培し、麻糸から麻布を生産してきた「麻紡績」の地でした。斎宮の北「神麻続機殿神社」では、今も荒妙（あらたえ=大麻布）が奉織されています。

参考：神御衣祭（かんみそさい）

　今回、2月3日は、伊勢にある神宮微古館・神宮農業館で糸績みの歴史を知って頂くツアーをガイドの案内の元行います。その後、実際に糸産みを体験して頂くワークショップを午後に行います。

　そして、2月4日は、前回同様、糸産み後継者育成講座（初級）を行います。

　初級講座は一回限りの講座となっています。初めての方大歓迎です。

　その後、糸産みサークルを行います。初級を受けて下さった方は、その後サークルも受けられます。

　また、前回、初級・中級講座を受けて下さった方もサークルの参加が出来ますので是非、ご参加下さい。

講　　師：一般社団法人日本古来の大麻を継承する会

　麻糸産み講座公認インストラクター／麻糸績み技能者「よりひめ」。2012年より、麻糸作りの技術継承を目指し「麻糸産み後継者養成講座」を開催。市場に流通できる技術を持つ、麻糸績み技能者「よりひめ」を多く輩出。手績み大麻糸「よりひめ®」のブランドで販売している。後継者育成事業に取り組み、日本古来の大麻の「技」と「心」を次世代に繋いでゆく活動を続けている。

1．神宮微古館・神宮農業館ツアー

　今回のツアーでは、伊勢にある神宮微古館・神宮農業館で麻績みの歴史をガイドの案内のもと、館内を巡ります。

〈内容〉

・神宮微古館（神宮の歴史を学びます）

・神宮農業館（麻績みはじめ、神宮の農業について学びます）

日　　時：令和6年2月3日（土）　10：00～11：30（受付開始　9：30）

集合場所：神宮微古館・神宮農業館　駐車場（〒516-0016 三重県伊勢市神田久志本町１７５４−１）

参加料金：2,000円（ツアー費）

募集人数：15名

キャンセル規定：1月28日以降、お客様都合のキャンセルによる返金対応は致しかねますのでご了承ください。

2．糸績み入門講座と体験ワークショップ

　麻績みは、手から手へと、受け継がれてきた手仕事です。しかし現代では、様々な事情で大麻糸が激減しています。